クライスラー 300C チェックランプ点灯⁉ MDSシステム不具合⁉
今日は10yクライスラー300Cの修理作業をご紹介をさせていただきます。
チェックランプが点灯との事で修理作業させていただきました。
早速、純正テスターにて故障コードを確認するとMDSソレノイドに関する故障コードが入っていました。
MDSとは、ダッジ、クライスラーのHemi V8エンジンのシリンダーバンクを走行状態により非アクティブ化し、燃費を向上させるために4気筒モードで動作する「マルチディスプレイスメントシステム」のことです。
ロードテスト、データチェックなどを確認し作動状態を確認してさらに診断を進めます。
現車のMDSソレノイドはエンジンVバンク中央に配置されている為、インテークマニホールドを外しての点検となります。
点検を進めるとエンジンハーネスの一部に問題が…
配線がまとめられている被覆を外してみると
数本の配線が熱により被覆が剥がれむき出し状態に
その配線はやはり今回、不具合を起こしていたMDSソレノイドの配線でした。
その他、カプラー等も点検すると配線が熱により解け始めている所も…
早速、エンジンハーネスを取寄せて交換作業を行いました。
交換に合わせて、年式、走行距離、ハーネス不良によるダメージも考慮してMDSソレノイドも交換させていただきました。 何度もインテーク脱着は嫌ですからね
ガスケットももちろん交換で組み戻します
最後にロードテスト、データチェックを行い問題がないことを確認して全ての作業完了です!
修理ご依頼を頂きありがとうございました。