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シェルビー マスタングGT350 ブレーキ不具合⁉

今日は、シェルビー マスタング GT350コブラ のブレーキ修理作業をご紹介します。

症状はブレーキが引きずっている様で動かないとの事でレッカ-にてご入庫いただきました。

症状を確認すると確かにキャリパーが引きずっている感じ…

リフトアップを行い、点検すると

フロント右側がロックした状態で動きません。 😥

 

キャリパーピストン固着? オイルラインの詰まり?

純正ラインロック機構が不具合?など色々考えましたが…

キャリパーを外してみると…  原因がわかりました。

ブレーキパットの一部が剥離していました

剥離した部分はローターに固着している状態でした。

市販のスポーツモデルの車両は幅広い走行環境化でも安定した制動性能を発揮出来るように鉄を主体としたブレーキパッドを採用しているようです。(メーカー等により異なります)
そのため、雨や洗車後にブレーキが濡れたままで長時間駐車すると、ブレーキパッドとローターの鉄分が錆びて固着するケースがあるようです。

今回はパッドの一部分がローターに完全に固着して剥離していました。

ローターを見ると、パットが当たっていた部分はくっきりと錆びが発生していました。

早速、ブレーキパットの交換とローターの磨きを行いました。

交換後はロードテストやブレーキ廻りの再チェックを行い、今回のブレーキ不具合の修理は完了しました。

スポーツモデルに限らず、洗車後に1週間程乗らないという場合は数キロ程度走行後の駐車が望まし様ですね。