シボレーカマロ チェックランプ点灯!?
今回ご紹介させていただく車は、11y シボレーカマロのチェックランプ点灯修理作業を業者様よりご依頼をいただきました。
内容としては、チェックランプが点灯し、故障コードを調べて該当部品を交換したがチェックランプが消えないとの事…
早速、点検開始です
純正テスターである”GDS2”を使用して故障コードの確認をすると…
EVAP (ガソリンタンク内で発生した燃料蒸発ガスを大気開放させない為のシステム)に関する故障コードが入っていました。
テスターを使用して、システムのアクチュアルテストを行い作動状況の確認等を行います。
調べていくと、交換されたベントバルブが機能していない様…
どうやらバルブ本体の不良では無く、配線又はコントロール側に問題があるようです。
さらに診断を進めると…
不具合の原因を発見しました。
矢印の配線はベントバルブのコントロールラインなのですが、緑青(ろくしょうと呼ばれる錆の一種)で腐食したような跡が
カプラーより配線を取外して確認すると…
やはり配線が腐食し断線していました。
無理な角度で配線が曲がり、被覆が切れて雨水などにより内部線腐食が進んだとおもわれます。
早速、カプラー端子を新しい物へと交換&組み換えを行いました。
交換後は各アクチュアルテストを行い、問題なく作動することを確認
全てのEVAPシステムテストが完了したら作業完了でございます。
作業ご依頼を頂きありがとうございました。
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